命の羽音

みなさま、
留守中は暖かいコメント、そしてたくさんのメール、
本当にありがとうございました。


ふみ香さんは6月8日、
早々と。。というか、とっととあの世へ旅立っちゃいました。



いえね、昔っから気の短い人だったんですよ。
こと病気に関しては、風邪なんか三日続くと、
自分であろうが家族であろうが、なんで治らんねん!と怒り出す始末でして(汗)


で・・

無理やり焼肉を食べさせて荒療治をするとゆー・・(母ちゃん 油もんキツイって~

結局それで治るんですけどね(笑)


ま、そんな人なので、長患いはしないのではないかと
チラッと考えたりもしましたが・・


病気の進行も
本人の性格を表すかのように、とにかく早かった。

あれよあれよと言う間にどんどんQOLが落ちてきて、
午前中にできていたことが、午後にはできなくなっているという感じで
刻一刻と下降していきました。


「・・ったく、ふみ香さん、年取ったらあんまり進行せえへんもんやで」

「うちゃ他のばあさんより体が若いんやv」



何がブイサインじゃw
でもまぁ、こんな時のためにヘルパーの資格を取ったんやし! <( ̄^ ̄)>エッヘン


体も拭きます、おむつも替えます、
なんでも私にお任せかあれ♪


なんて思って、この不器用なおまめヘルパーは張り切っていたんですけどね。
ふみ香ときたら、手際の悪い俄かヘルパーよりも
プロが来てくれる時間を心待ちにする始末で(哀)


「おむつ替えたろか?」

「まだええ

「そんなこと言わんと。そろそろ替えようや♪」

「ええっちゅうねん、しつこいやっちゃな」


ピンポーン   ←若いヘルパーさん、到着


「ふみ香さ~ん、おむつ交換させて下さいねー」

「は~い お願いします~」


なんやねん (ハートマークまで出しくさって=3)


「ふっふ やっぱり餅は餅屋やな」


けっ さよか (  ̄っ ̄)=3


とまぁ、初めはこんなやり取りもできていたのですが、
徐々に息苦しさが増し、会話が困難になってきました。
そして点滴にモルヒネを混ぜるようになってからは、
うとうととまどろんでいることが多くなりました。


「なんかしゃべってーや。ヒマやん」

「そんならお菓子でも食べとき」

「ちょっとちょっと。子供ちゃうねんから (≧ヘ≦) 」

仕方なく、むくみ始めたふみ香さんの足をさすりながら
じゃがりこをあてにビールを飲んでました。 ←結局お菓子食べてる人


「しんどい?」


そんなもん聞かんでもわかるやろうって話ですが、
一応聞いとかんと、看病してる気がしなくって(笑) ←ただの酒飲みに堕ちた人


するとふみ香さん、
こう答えました。

「あとちょっとの辛抱や」


それは自分に言ってるのか、はたまた私に言ってるのか
定かではありませんが、
聞くたびに、ずっとそう言っていました。←何度も聞くたわけものw


ふみ香さん、そのうち声が出なくなりました。
よってほとんど息だけで会話するしかなくなりました。


ある時、何か言いたげだったので耳を寄せてみると、
ふみ香さんはこう言いました。



「unlucky」



ちょ・・ちょっと!
母ちゃん、今、あんたの言うところの鬼畜米英の言語使った!?


一体何事だろうと慌てて主語を特定したところ、
それはふみ香自身のことでした。
そしてこう続けたのです。

「癌ゆうても、こないなるとは思わんかったんや 汗」←天下無敵の楽天家


はあ・・(ーー; 
もっと楽チンやと思うてたんかw


ふみ香さん、日ごろ言ってたんですよ。
人生は博打だって。
どんなに精進努力しても、自分の思い通りにならない部分が必ずある、
それが人生だって。


「そこに面白さがあるんやがな。
 何もかも読めたら、人生つまらんわい。
 予測できへんことが起きる、
 そして思いもせんかった世界に放り込まれる、
 そこで人間は、いろんなことを学んで大きなるんや。
 そやなかったら人間みな好きなことしか学ばんで。」



なるほど、道理。


して母ちゃん、あんたこうなった身の上を、unlucky と捉えてるのか。
そやけど日ごろ言うてた通り、
想定外のことが起こって、さぞかし勉強になったこっちゃろ (^m^ ウププ


し・か・し


unlucky やなんて


軽いなぁ(笑)


けど、そのくらい軽く捉える方がいいのかもしれへんな。
どんな時でも、悲観して自暴自棄になったらおしまいやもん。
今回は unlucky やけど、次回はきっとlucky や!って思いながら
生きて行く方がいいのかもしれへんわ。

けど母ちゃん、あんたの次回って、いつよ(笑)


そんな会話をした後、ふみ香の病状はまた急激に進んでいきました。


モルヒネで苦痛は感じないと言えど、
喘鳴が酷くて、傍で見ている私は気が気ではない・・
・・とか言いながら、
頭から♪マーク出しながら、CASAをポチポチしていたんですがね(笑)


いえね、看護士さん呼ぼうか?と聞いても、
「騒ぐな、落ち着け、大袈裟にするな、自然にしとけばええんや」
を、うわごとのように言い続けるもんですから、
私の自然体と言えば、PCを膝の上に乗っけてる姿勢かな・・な~んて(^^;)


そんな具合で眠れぬ夜を過ごしながら(看病で?ポチで?)
薄暗い部屋の中、呼吸するたびに大きく揺れるふみ香の背中をじっと見つめていると、
みょ~な感覚を覚えたのです。


な・・なにこれ!?


今まで抽象的だった「命」というものが、
もちろん目で確認できるものではなく、手で触れることもできない「命」というものが、
まるで3D画像のように
手を伸ばせば触れることができるのではないかと思うくらい身近に、
そして具体的に感じられたのです。


なんて言えばいいんだろ。
蝶を両手でそっと包み込んだ時のような感じ?
弱々しくもしっかりとした羽ばたきが手のひらをくすぐるように、
ふみ香の命が痩せこけた体を取り巻き、
パタパタとリズミカルに舞っているのを私は感じたのです。


ふみ香さん、生きてる
命が羽音を立てている

そして私は、それを見ている


ほとんど意識のない状態なのに、
ふみ香の心臓は、細胞は、免疫機能は、
「はよあの世に行きたい」と言う本人の意思とは関係なく、
ただひたすら、そしてひたむきに生命活動を続けているのです。

おそらく最後の瞬間まで、
心臓は鼓動を試みようとするだろうし、
血液は全身を廻ろうとするのでしょう。


生物は、生きていることがベースなんだ。
まずそのベースありきで、
私たちは痛みを感じ、心地良さを感じ、笑い、泣き、怒り・・

心臓が鼓動し、血液が巡り、60兆個もの細胞がせわしなく働いている。
今までそんなことなど意識したことはなかったけれど、
実は私たちの体内で、ベースの生命活動がこんなにも賑やか繰り広げられていたなんて!


こういうのを臨終の重みというのでしょうか。
私はふみ香を通して、自分の「生」までも
手で触れた気がしました。

生きているって、なんて神秘的なのだろう。
命って、なんて愛しいのだろう。


私はしみじみとそう思いました。



「騒ぐな、落ち着け、大袈裟にするな、自然にしとけばええんや」


自分の身に起こっている変化――

あらためて考えると、
ふみ香にとって、それもすなわち生命活動の一つだったんだ。
たとえ終焉に向かっていようとも、
細胞がどんどん癌化していようとも、
それらは全て、誇らしい「生」だったんだ。


ああ、わたしってば、なんて小さい人間なんや。(体は大きいがw)
そんなこともわからんと、なんで?なんで?と、ふみ香を責めてしもた。


「どうせ生きるんなら、よく生きようや」

「よく生きてまっせ。あんたにゃまだわからんやろけどな」


すんません。
あんときゃ分からんかったけど、
小生おぼろげながら分かってきました。


「騒ぐな、落ち着け、大袈裟にするな、自然にしとけばええんや」


分かったよ。

母ちゃん、あんた自分の細胞がどんどん癌化してることを、
「老化の一つ」と捉えてたよな。

人間誰しも老いていく。
老いていく体と向き合い、
病んでいく体と折り合いをつけながら、生きていくのがあたりまえ。


だからどんなことになっても嘆く必要もなければ慌てる必要もない。
穏やかに受け入れ、自然に任せればいい。
苦しかろうと、何であろうと、
そんな自分の体に静かに耳を傾けてやる。
命の羽音に耳を傾けてやる。

すべきことは、それだけでいい。

そういうことなんやろ?



私は揺れる背中を見つめながら、
今度はふみ香と交わした会話を思い出していました。



「せめてあと半年でも早く病院に行ってたら、
 もうちょっと長生きできたかもしれへんのに」



「いやいや、じゅうぶん長生きさせてもろたがな。
 これが60代やったら、手術でも何でも受けて立ってやったけどな。
 もうやり残したことは、何一つないわい。」



結局は、ふみ香の意志を尊重する形を取らざるを得ず、
化学療法は一切受けませんでしたが、
私にはそのことが、いささか心残りでした。


「それって、せっかく親からもらった命を放棄してることになれへんか?
 大人は若いもんに、諦めず闘う姿を見せ続けるのが務めやないんか?」


「それはあんたら世代の大人のするこっちゃ。
 わたしらにはわたしらの務めがある。
 それに、そもそもあんたら若いもんとは
 命の捉え方も病気のとらえ方も違うんやって。
 私くらいの年になったらな、
 ああ、やっと許して貰えるんか、って思うんや。
 今まで、よう頑張ってきたなぁって、自分を自分で褒めてやりたいわ」



そう言って、ふみ香は笑いました。


折れざるを得なかった私は、渋々と在宅緩和ケアに申し込みをし、
腹をくくってふみ香の臨終に付き合う決心をしましたが、
やはり「途中で戦いを放棄した」という憤りが、
ずっと腹の中で燻っていたんですよね。

あのふみ香が
あんなにも逞しく激動の世を生き抜いてきたふみ香が
戦いを放棄するなんて!


本当に、どれだけがっかりしたことか。
化学療法に明確な異論を持っているならともかく、
単に「寿命やから」という理由なんですよ。
そんなの納得できるわけないじゃない!


そんな気持ちが、ずっと燻っていたのです。


しかしこの臨終の際になって、
それが煙のように立ち消えていくのを感じました。


「まだ若い時に癌になるのと、この年で癌になるのとは
 意味が全く違うんや。
 若い時のは、試練や。
 それと闘うことで、自分に足りへん何かを学べっちゅうことなんや。
 周りの家族もおんなじ。
 当人といっしょに、学んで大きなれっちゅうことなんや。
 けどな、年取って、そろそろ世代交代って時に癌になるのは、
 いざこの世の執着を断ち切る時が来たんやでーって、教えてくれてるんや。」


「誰が?」

「さあな。神様かもしれへんし、死んだおとっつぁん、おっかさんかもしれへん。
 自分の中におる仏様かもしれへん」


「ふうん」


「人間はな、親を両方見送って初めて一人前になるんや。
 あんたもそろそろ一人前にならんとあかん時期が来てるんや。」



それぞれの年代
それぞれの務め

ふみ香さん、
あんたの最後の務めは、次の世代を一人前にすること?
しかと「責任」というバトンを手渡すこと?



ふみ香は毎日、もうろうとしながらも
「何か食べな元気がでーへん」と言って、食べることに挑み続けました。


うなぎ まぐろ クジラ ヨーグルト プリン


食べることは生きること。
はよあの世へ行きたいと口では言いながら、
ふみ香は生きることを諦めない姿勢を見せてくれました。

呼吸だけで精一杯なのに
美味しいわけないのに


「それって、せっかく親からもらった命を放棄してることになれへんか?
 大人は若いもんに、諦めず闘う姿を見せ続けるのが務めやないんか?」



そう詰め寄ったくちばしの黄色い娘の気持ちを、
まだエゴイズムに支配されている若輩者の気持ちを、
臨終の際にいながらも受け止めてくれたんか?


ああ!なんでこんなにちっちゃいんやろ、私。
なんにもわかってへんくせに、
ほんまごめん。


私はふみ香の喘鳴に耳を傾け、
揺れる肩に合わせて呼吸をしてみました。

ふみ香を抱きしめているつもりでした。



凄い人生やったな、ふみ香さん。
17歳で島原から大阪に出て来て、
一般人が見たこともない世界を、あんたは見て来た。

南海電車の中でチンピラに絡まれ、
履いていたサンダルを脱いで相手の額をかち割り
書類送検されたあげく新聞に載ったという話もしてたよな。
あれ、18歳の時やった?

「若い女の子がチンピラに絡またんやろ?それって正当防衛やん。
 なんで罪に問われるの?」

「田舎もんやったからやろ。
 あの時代は、まだ警察もめちゃくちゃやったからな。
 まあええねん。そのおかげでハクがついたがな 笑」




守ってくれる人は誰もおらん。
頼れるのは自分だけ。
腹くくって生きてると、ちっぽけな女の子でも
そんなに強いパワーが生まれるんやな。


ふみ香さん、ええ人生やった?
大阪に出てきてよかった?
島原は恋しくなかったんか?


「島原には、もうだぁれもおらん。
 あるのは、墓だけや。
 姉さんも兄さんも友達も、みんな若いうちに癌で死んでしもた。
 大阪に飛び出したうちだけ、助かったんや。
 うちの故郷は、この大阪や」



そう言っていたのに、
モルヒネのまどろみから醒めたら
いつもこう言った。

「小さい時の夢 見とった。」


故郷を捨て大阪に根を張ったことを
後悔しているのだろうか。
元気な時は、それこそラオウのように
「我が人生に一片の悔いなし!」なんて豪語していたものだが。


「もし人生を巻き戻せるんなら、ずっと島原におった?」

「そやな」

「ってことは、後悔してるん?」

「それはない。うちゃ、人の10倍は濃く生きたで」


10倍できくか?
あんたは自分の人生を見事に生き抜き、
終焉までセッティングしたんやで。
あんたは最後まで信念を持ち続け、それを崩さんかったんや。


「ってことは、後悔してるん?」

「それはない。うちゃ、人の10倍は濃く生きたで」


後悔はしていない、ってか。

けれど島原で、漁師仲間の誰かと結婚し、
子供を産み、漁の手伝いをしながら
のんびりと過ごす人生もアリだったかな、って?



「そもそも親がおらんかったことがあかんのや。
 それがうちの人生を決めてしもたんや。
 産むだけやったら、畜生でもできる。
 育ててこそ、親や。」



戦後の動乱の中、
一人ぼっちになった子供は
自分自身が狼にならなければ、狼に喰われてしまう。
ましてや女の子。
ふみ香のあの鋭い眼光も、饒舌も、眉間のしわも、いつまでも冴えわたった頭も、
全て自分を守るために、身に付けざるを得なかったものだったんだ。



ふみ香さん、
あんたみたいな生き方は、私には到底できへんけど、
あんたから教わったことは決して忘れず、
私は私なりに信念持って生きていくから、
あの世で安心して見といてや。

あんたが私を産んだことを
私の親だったことを
誇りに思ってもらえるように私は頑張って生きていくから、
安心して見といてや。



揺れる背中に、そう語りかけた数時間後、
ふみ香は眠りの中で静かに生命活動を停止し、
喜び勇んであの世へと旅立っていきました。


天気が悪いと言っては怒り、
タイガースが負けたと言っては怒り、
いつも眉間にしわを寄せていたふみ香だったのに、
今まで見たことのないような、優しく穏やかな顔をしていました。
着せた服が薄紫色だったので、
紫のフリージアを思わせる、凛とした清楚な様子でした。



告別式の会場に立ち込めるお線香の匂い。


正直、今までマイナスの印象しか持ったことがなかったけれど、
その日はやけに、ポッカリ開いた胸の隙間に染みわたり、
いつまでも嗅いでいたいと思いました。


いつかは癒えるのだろうか。
癒えるのも、また淋しいのだろうか。


それにしても、受け取ったバトンの重いことよ!
しかし受け取った以上、しっかり握って走らんとあかん。
子豆に渡すまで、しっかりと握りしめて走らんとあかんのや。



ふみ香さんよ!

おっかさんに会えたか?
おとっつぁんに会えたか?
被曝して亡くなった友達にも会えたか?


お疲れさん!

丹波哲郎の説によれば、あの世ではみんなハタチ前後になるということなんで、
天国(地獄か!?)では思う存分暴れまくってや。


それからありがとう!

今の私があるのは、ひとえにふみ香さん、あんたのおかげや。
そやけど負けへんで。
わたしゃあんたがびっくりするような面白人生を歩んで行くで!



「おう、ようぬかした! その言葉、忘れるなよ!」


ガラにもなく綺麗な花に囲まれたふみ香さんが、
最後にそう雄々しく叫んだ気がしました。


ほな、気ぃつけていってらっしゃい!


またそのうち・・

会おうな


フリージア

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Comments

ふみ香様 お疲れさまでした。
人生の素晴らしさを感じました。
文章を読み進むうちに、見たこともない
ふみ香さんの姿が見えてくるようです。

私も同じ年代の母が実家にいます。
父が早くに亡くなったせいもあり、
若い頃から気丈な母で、何でもこなしていました。
しかし、年々弱くなる様子に淋しい思いなのです。

でも、それぞれの年代の務めがある・・・。
深いお言葉ですよね。
自分の人生を振り返り、まだこれからたくさんの
務めがある・・。頑張らないとね。

おまめちゃん、本当にさみしく、お辛いと思います。
素敵な人生の先輩、たくましいお母様。
きっとずっと見守って下さるのでしょう。
いつか、私が同じ場所に行った時に、ふみ香様を
見つけられそうな気がします。



合掌・・・・・・。


Posted at 2013.06.15 (09:30) by みぃ☆ (URL) | [編集]
ふみ香さん、おまめさん お疲れ様でした。

思い出しました、息子のこと。
震災の後、夜、電気を消した後で時々、言うんです。
「怖い。」
「何が?」
「ねえ、怖い。死んだら、どうなるの・・・」
泣くのをこらえるように、いうのです。

はじめはとってもびっくりしたのですが、しだいに、同じ答えをするようになりました。

「今、怖いでしょう。とっても怖いでしょう。私もそうだったよ。でもね、だんだん怖くなくなっていくよ。人は年をとって、体が動かなくなると、ああ、動くのが大儀だなあ。おきあがるのが大変だなあっておもうようになる。そしてこの世にお別れするときには、ああやっと休めるって、ほうっとするんだよ。枯葉が落ちて初めて、若葉が育つ栄養に・・・」
ここまでくると、息子は
「もういいよ、わかったよ、やめて!!」
と、ふとんをかぶってしまいます。

息子にはまだわからないだろう、この気持。
年を重ね、次第に人を見送るようになり(ついでに私は自分の商売でも、命を育て、見送り、時に切り刻み・・・)
そのはかなさも、たくましさも、神の贈り物のように感じられるのです。

元来、恐るべきものではない死が恐れられるのは、予想しない死、精神的苦痛を伴う死のように、あるべきでない死も多いから・・・。自分の力で生き抜き、老い、娘に見送られる人生はなんと、幸福でありましょうか。それ以上のすばらしい人生があるでしょうか。

ご冥福を心よりお祈りしています。
Posted at 2013.06.15 (12:20) by しぶりん (URL) | [編集]
Re: ふみ香様 お疲れさまでした。
みぃ☆ちゃん、お久しぶりです!

> 人生の素晴らしさを感じました。
> 文章を読み進むうちに、見たこともない
> ふみ香さんの姿が見えてくるようです。

ふふ*^^*ありがとうございます。
ほんと強烈なキャラでしたよ。
閻魔さんとタイマン張りそう(笑)

> 私も同じ年代の母が実家にいます。
> 父が早くに亡くなったせいもあり、
> 若い頃から気丈な母で、何でもこなしていました。
> しかし、年々弱くなる様子に淋しい思いなのです。

ですよね。
私たち世代と同じで、緩やかな降下ではなく、
ガクンガクンと降下して行きますよね。

> でも、それぞれの年代の務めがある・・・。
> 深いお言葉ですよね。
> 自分の人生を振り返り、まだこれからたくさんの
> 務めがある・・。頑張らないとね。

そうですね。

葬儀が終わって一週間弱、今日が初七日なのですが、
見ず知らずの若い(20代後半から30代)の女性が、
入れ代わり立ち替わり、ふみ香の家の前で手を合わせてる姿を
ちょくちょく見かけるんですよ。

ふみ香はここを終焉の場と決め、移り住んでまだ4年なので、
どんな知り合いなのか興味が出て来て、
その中の一人に話しかけてみたんです。
失礼ですが、母とどんなご関係で?って。
するとその女性は、通勤帰宅途中、母の家の前をよく通ったそうで、
たまたま母が窓際に座っている時に、よく声をかけて貰っていた、とのことでした。

「私の表情を読んでくれて、落ち込んでる時には励ましてくれ、
明るい顔でご挨拶した時はもっと明るくしてくれたんです。
長話をしたってわけじゃないけど、いつも的を得た一言を頂いて、
とても心強かったんです」

と言って、ぽろぽろ涙をこぼされたんです。

赤の他人様がふみ香のために泣いてくれるなんてという驚きと共に、
ふみ香は、自分の務めを心底ちゃんと分かっていて、
晩年はそれを果たすためだけに生きたのだとあらためて知り、
すごい衝撃を感じています。
亡くなってなお、ふみ香の信念の強さを感じています。


> おまめちゃん、本当にさみしく、お辛いと思います。
> 素敵な人生の先輩、たくましいお母様。
> きっとずっと見守って下さるのでしょう。

はい!
ふみ香に「情けないやっちゃな」と言われないよう、
頑張らなくては、と思ってます。

> いつか、私が同じ場所に行った時に、ふみ香様を
> 見つけられそうな気がします。

ははは^^
ふみ香は若い人と話をするのが大好きだったので、
きっとふみ香の方から、みぃ☆ちゃんを見付けて話しかけると思いますよ。
「ああ、あんたがみぃちゃんやな。可愛らしいなぁ。うちも巻物好きやで♪」なんて言って^^
その時は、どうかよろしくお願いします。

> 合掌・・・・・・。

みぃ☆ちゃん、ふみ香のためにありがとうございます。
どうかお母さまを大切になさってくださいね。
お母さまの時間は、私たち世代の時間より
もっともっと貴重です。

私は友達のお母さん(ふみ香と同い年)が、二年前に急逝して以来、
どんなに忙しくても毎日顔を見せに行きました。
そして帰る時は、心の中で「さよなら」を言いました。
明日はもう会えないかもしれない。いつもそう心に留めていました。
なので全く悔いはありません。
ふみ香と同じく、私もやり残したことは何一つないです。

みぃ☆ちゃんのお母さまのお話も、
また何かの機会に聞かせて頂けることを楽しみにしています*^^*

今日は本当にありがとうございます。
みぃ☆ちゃんのおかげで素敵な初七日になりました。
Posted at 2013.06.15 (14:27) by ピンクのおまめ (URL) | [編集]
Re: タイトルなし
> ふみ香さん、おまめさん お疲れ様でした。

しぶりんちゃん、ありがとうございます!
それから先日は暖かいコメント、ありがとうございます。
とっても嬉しかったです*^^*

> 思い出しました、息子のこと。
> 震災の後、夜、電気を消した後で時々、言うんです。
> 「怖い。」
> 「何が?」
> 「ねえ、怖い。死んだら、どうなるの・・・」
> 泣くのをこらえるように、いうのです。

ちょうど年齢的に、死についての意識が強くなる時期と
震災が一致したんでしょうね。
可哀想に。

> はじめはとってもびっくりしたのですが、しだいに、同じ答えをするようになりました。

うんうん

> 「今、怖いでしょう。とっても怖いでしょう。私もそうだったよ。でもね、だんだん怖くなくなっていくよ。人は年をとって、体が動かなくなると、ああ、動くのが大儀だなあ。おきあがるのが大変だなあっておもうようになる。そしてこの世にお別れするときには、ああやっと休めるって、ほうっとするんだよ。枯葉が落ちて初めて、若葉が育つ栄養に・・・」
> ここまでくると、息子は
> 「もういいよ、わかったよ、やめて!!」
> と、ふとんをかぶってしまいます。

うん・・

> 息子にはまだわからないだろう、この気持。
> 年を重ね、次第に人を見送るようになり(ついでに私は自分の商売でも、命を育て、見送り、時に切り刻み・・・)
> そのはかなさも、たくましさも、神の贈り物のように感じられるのです。

ですね。
しぶりん殿、いつ頃からでしょう。
私たちも息子ちゃまと同じように、死がテレビ画面を消した瞬間のように
とっても虚しく、淋しく感じていましたよね。
でも、最近はそうじゃない。
なんというか・・死が伴走者のように、時々ですが感じます。
けっして恐ろしいものではなく、まるで幼なじみの友達のように、
変ないい方ですが、死ぬまで共に走ってくれる伴走者のように感じ始めましたよね。
きっと同年代のみなさんは同じ気持ちだと思います。

> 元来、恐るべきものではない死が恐れられるのは、
> 予想しない死、精神的苦痛を伴う死のように、あるべきでない死も多いから・・・。

そうそう、それが「死を恐ろしく感じるゆえん」ですよね。

> 自分の力で生き抜き、老い、娘に見送られる人生はなんと、幸福でありましょうか。
> それ以上のすばらしい人生があるでしょうか。

ほんと、そうですよね。
あのような見事な終焉を見てしまった私としては、
今あらためて自分自身を振り返っています。
毎日一人反省会です。ビール飲みながら(笑)

> ご冥福を心よりお祈りしています。

ありがとうございます!
ふみ香も今日、しぶりん殿に来ていただいて
とっても喜んでいることと思います。

とにかくふみ香は、亡くなるその日まで子供のように好奇心旺盛だったので、
もししぶりんちゃまとお話をさせていただく機会なんかあったら、
研究内容のことなど、目をらんらんと輝かせて質問責めにしていたことでしょう(笑)

そういえば、在宅ケアのドクターに、
指を挟んで酸素量を測る機器の仕組みに付いて、
ぜーぜー言いながらも根掘り葉掘り質問していたのを思い出しました。
そして、「先生、あんた偉いわ。立派や。
年寄りや思うて適当に言わんと
ようこんなに詳しゅうに説明してくれはったな。」
と、60前のドクターを子供のように褒めちぎって、
ドクターは赤くなり、看護士さん達は爆笑していました^^

あれからまだ数日しか経っていないなんて、
信じられないですね。

しぶりん♪今日はお忙しいところサロンに来ていただいて
本当にありがとうございました*^^*
Posted at 2013.06.15 (15:03) by ピンクのおまめ (URL) | [編集]
自分が、まだ幼い子供の頃の記憶…

昼寝をしている母の横に、添い寝したときのこと…
(母は、いつも昼寝をしていまして、学校から帰った
 子供の私が その横に、寝転がるということが多かったです。)

私は、その時、いつも、
母の寝息に、自分の呼吸を合わせることをしていました。

でも、合わないんです。
母の、ゆっくりな呼吸に、合わせようとすると、
自分が苦しくなるんです。

そうして、いつも途中で、自分の呼吸に戻るんです。

そして、いつの間にか、自分も眠っている。
気が付くと、起きて夕飯の準備をしている母がいる。

何度も、試したことを覚えています。



ピンクのおまめさんは、
ふみ香さんを、抱きしめるように呼吸を合わせたの
ですね。

その意識の中の静寂。
ただ、ただ、ふみ香さんの命を 抱きしめたのですね。
もはや、何も感じる必要はない…そんな時間だったのでしょうね。

共に命を、寄り添わせた時間。
共に生きた時間。

永遠に消えることのない記憶。確かなもの…
感じさせてもらえて、ありがとうございました。

Posted at 2013.06.15 (19:08) by yuka (URL) | [編集]
おまめさん、心労と疲労とで身体壊していないか気になっていました。

ふみ香さん、強くて楽しくて根性のある御立派な方だったのでしょうね。
お会いしたかったです。
ふみ香さんから聞いたお話、ふみ香さんのこと、またいつかきかせてくださいね。

素晴らしいお母様はおまめさんの誇りですね。
産んだこと、親だったことを誇りに思ってもらえるように生きていくと言われた
おまめさんの心意気も素敵です。

おまめさん、大丈夫ですか?
記事では弱気な面を感じさせないようにupされていると思うので心配です。


おまめさんの今日の記事を画面にしたPC前に薄紫の花とデザートをお供えし、
合掌します...
Posted at 2013.06.15 (20:26) by bd (URL) | [編集]
ふみ香さま、おまめちゃま、お疲れ様でした。

魂のこもった文章を読んで、私もほんの少し・・来るべき時の事を考えることができました。

・・・すみません、いろいろ書いては消し・・を繰り返していたのですが、やっぱり文章がまとまらないので(いつものこと?)、おいとまするとします(^^;

心よりご冥福をお祈りいたします。

PS
CASAのリバーシブルパンツは、グリーンの染料が臭いのではないかと思われます。。袋から出した時のインパクトが強すぎました(汗)

Posted at 2013.06.15 (20:32) by sumomon (URL) | [編集]
Re: タイトルなし
yukaさん、いらっしゃい♪
来て下さってありがとうございます


> 自分が、まだ幼い子供の頃の記憶…
>
> 昼寝をしている母の横に、添い寝したときのこと…
> (母は、いつも昼寝をしていまして、学校から帰った
>  子供の私が その横に、寝転がるということが多かったです。)

お昼寝の添い寝なのですね^-^

> 私は、その時、いつも、
> 母の寝息に、自分の呼吸を合わせることをしていました。

うんうん
子供なら、みんな一度は やりますよね

> でも、合わないんです。
> 母の、ゆっくりな呼吸に、合わせようとすると、
> 自分が苦しくなるんです。

目が覚めている時は、呼吸って速いですものね。
それに子供なら、なおさら速い

> そうして、いつも途中で、自分の呼吸に戻るんです。

ふふ*^^* なんだか可愛い・・

> そして、いつの間にか、自分も眠っている。
> 気が付くと、起きて夕飯の準備をしている母がいる。

素敵な昭和のひとコマだわ~

> 何度も、試したことを覚えています。

可愛いー♪

> ピンクのおまめさんは、
> ふみ香さんを、抱きしめるように呼吸を合わせたの
> ですね。

そうです。

> その意識の中の静寂。
> ただ、ただ、ふみ香さんの命を 抱きしめたのですね。

そうなんです
体ではなく、命を抱きしめたかったんです。
言葉足らずだったのに、よく分かって下さいましたね!

> もはや、何も感じる必要はない…そんな時間だったのでしょうね。

あの神がかった時間を、私は生涯忘れることはできないと思います。


> 共に命を、寄り添わせた時間。
> 共に生きた時間。

母と過ごした長い時間の、ほんの一瞬の時間

> 永遠に消えることのない記憶。確かなもの…

50年近く一緒にいて、その一瞬だけ

> 感じさせてもらえて、ありがとうございました。

こちらこそありがとうございます。
yukaさんは、いつも私がどう感じているのかを、
なんというか・・表面ではなく、心で理解しようとしてくださいますよね。
嬉しいです。
本当にありがとうございます。
Posted at 2013.06.16 (00:26) by ピンクのおまめ (URL) | [編集]
Re: タイトルなし
bdさん、来て下さったのですね!

> おまめさん、心労と疲労とで身体壊していないか気になっていました。

ありがたいお言葉です。
嬉しい*^^*

> ふみ香さん、強くて楽しくて根性のある御立派な方だったのでしょうね。
> お会いしたかったです。

ありがとうございます。
さながら極妻の岩下志麻みたいでしたよ^^;

> ふみ香さんから聞いたお話、ふみ香さんのこと、またいつかきかせてくださいね。

はい^^ ぜひぜひ、聞いて下さいね。

> 素晴らしいお母様はおまめさんの誇りですね。
> 産んだこと、親だったことを誇りに思ってもらえるように生きていくと言われた
> おまめさんの心意気も素敵です。

尋常高等小学校しか出ていないのに、
歩く広辞苑のように博学だったんです。
何を聞いても即答してくれるので、
ネットで調べるより、まずふみ香に電話して聞くって感じでした。
人間ガリガリ勉強するよりも、
好奇心を持って日々暮らしていく方が、遥かに知識量を増やすんですね。
私も負けないように、これからもっと頑張っていきます☆

> おまめさん、大丈夫ですか?
> 記事では弱気な面を感じさせないようにupされていると思うので心配です。

ありがとうござます。
うーん・・どうなんでしょう。
実際、全く涙も出ないんですよ。
3年前に背骨を破裂骨折して以来、
だんだんと弱っていく様子を、そばでじっと見守っていたからでしょうかね。
3年もの時間をかけて、少しずつお別れができたのだと思います。

今恐れていることは、元の生活に戻った時です。
また「朝とんかつ」を揚げるようになった頃、
ふみ香の世話をしなくてもよくなったことにはたと気付いた時、
急に虚しさが押し寄せてきそうですね。

でもそれを乗り越えて一人前になれるそうなので(笑)

実際ふみ香は11歳で乗り越えたのですから、
私も負けてはいられません!


> おまめさんの今日の記事を画面にしたPC前に薄紫の花とデザートをお供えし、
> 合掌します...

ありがとうございます!
なんて嬉しい・・

ふみ香もきっと喜んでいますよ。
bdさん、今日は本当にありがとうございました。
Posted at 2013.06.16 (00:51) by ピンクのおまめ (URL) | [編集]
Re: タイトルなし
おお!売上ランキング女王のすももんちゃまではござりませぬか♪

> ふみ香さま、おまめちゃま、お疲れ様でした。

ありがとうございます*^^*

> 魂のこもった文章を読んで、私もほんの少し・・来るべき時の事を考えることができました。

いえいえ、すももんちゃま。
まだ考えたくない時は考えない方がいいです。
体によくないですよ。
私も友達のお母さんが急逝されるまでは、考えませんでした。
自分が死ぬことは、よく考えていたんですけどね^^
なんたって美人薄命なもんで(笑) ←まだ言うか(呆)

> ・・・すみません、いろいろ書いては消し・・を繰り返していたのですが、
> やっぱり文章がまとまらないので(いつものこと?)、おいとまするとします(^^;

なにをおっしゃる。
今日来て下さっただけで、どれだけ嬉しいことか、すももんちゃま。

> 心よりご冥福をお祈りいたします。

ありがとうございます!

ヨーゼフちゃんが亡くなった時、
夢枕にヨーゼフちゃんが立ったんです。
立ったというか、踊ったんです。
「おい!おまえも踊れ!オレの葬式、もっと盛り上げてくれ!」って。
飛び起きて、変な夢を見たな~ と思った時、電話が鳴り、
亡くなったことを知らされたんですよね。

なのでてっきりふみ香さんも、亡くなる時には何かサインを
送ってくれるものとばかり思っていたのですが、
なーんにもなかったんです。
きっとすたこらさっさと・・ってか、ダッシュで冥土へ行っちゃったんですねー


> PS
> CASAのリバーシブルパンツは、グリーンの染料が臭いのではないかと思われます。。
> 袋から出した時のインパクトが強すぎました(汗)

へー!そうなんですか。
嗅いでみたいわ~~~≧▽≦ ←変態?
Posted at 2013.06.16 (01:04) by ピンクのおまめ (URL) | [編集]
お悔やみ申し上げます
いよいよ・・・と書かれていたとは言え、おまめさんが紹介する ふみ香さんの元気で鋭い言葉の数々に、出発はまだまだ先なんだろう・・・と思っていました。

ですから、お早い旅立ちに「え?!」と驚きました。
ふみ香さんの鮮やかな生き様、さらに逝き様を最後の最後にこうしてブログで知ることができてよかった。
近い将来、おまめさんが本にして、さらに広く社会に残してくれることと思います。

おまめさん、しばらくは寂しく辛い日々が続くと思います。人波に姿を探したり、「世の中にはこんなにたくさんの人がいるのに、なぜこの人波の中に母はいないんだろう」と思ってしまうようなこともあることでしょう。

でも、時間はかかっても、少しずつ少しずつ、寂寥感は薄くなっていきます。素直な気持ちで、ふみ香さんが平安の中にいると信じられる、のどかな日々がやってきます。

だから今は是非、その寂しさの目線で世界をみつめてください。今だから見えることがきっとありますし、それがおまめさんの人生にさらなる深みを与えてくれると思うのです。

ふみ香さんのご冥福を心からお祈りいたします。
Posted at 2013.06.16 (21:54) by カプチーノ (URL) | [編集]
ふみ香さんのアッパレな生き様、そしておまめさんのこれまたアッパレなお見送り。胸を打ちます。

激動の時代を生き、見事なまでの幕引き。潔さ。強くてしなやか。そしてとても人間味のある暖かさ。

まだまだ甘いな、私。

私も強く、胸を張って前に進もう。今一度、決意を新たに。

おまめさん。次の世代へバトンを渡す任務を背負った私たち、おかん。そのおかんがあるべき姿をふみ香さん、おまめさんから教えられたような気がしています(^-^)。

ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

Posted at 2013.06.16 (22:47) by みかぽぅ (URL) | [編集]
Re: お悔やみ申し上げます
カプチーノちゃん、
先日は笑わせていただきまして、ありがとうございます^^
ランチにワインで、叱られて喜んじゃった若き日のカプチーノちゃん(笑)
笑わせて貰いながらも、う~~ん、なるほど~と、感心(感動?)した私です。


> いよいよ・・・と書かれていたとは言え、おまめさんが紹介する
> ふみ香さんの元気で鋭い言葉の数々に、出発はまだまだ先なんだろう・・・と思っていました。

そうなんですよ。
やるだけのことはやったので、何一つ悔いはない私なんですが、
この速さだけは納得できなくって。
医者からは、今年いっぱいもつかどうか、って言われてたのでね。
ぐっすり眠りたいというので、少しだけモルヒネを混ぜて貰ったのが悪かったのか・・
はたまた水の飲ませ方が悪かったのか・・
なんて、いろいろと考え込んでしまいます。
長患いはしたくないというふみ香の望みは叶ったので、
もうこれ以上考えまいとは思うのですが。

> ですから、お早い旅立ちに「え?!」と驚きました。

もう骨と皮だけになっていたので、
体力的に限界がきていたのだろうということでした。
それに、肺癌はガンの中でも進行が速いんですってね。
ふみ香は、若い証拠と喜んでいましたが(--;

> ふみ香さんの鮮やかな生き様、さらに逝き様を最後の最後にこうしてブログで知ることができてよかった。
> 近い将来、おまめさんが本にして、さらに広く社会に残してくれることと思います。

はい^^
頑張ります。
今年の夏は、島原へ精霊流しの取材に行くつもりです。

> おまめさん、しばらくは寂しく辛い日々が続くと思います。
> 人波に姿を探したり、「世の中にはこんなにたくさんの人がいるのに、
> なぜこの人波の中に母はいないんだろう」と思ってしまうようなこともあることでしょう。

そっか。
今はまだ淋しいも哀しいも感じないけれど・・
それどころか、ここ1日2日は腹が立って腹が立って(笑)

いえね、ふみ香は3年前に背骨を骨折して以来、要介護の身になったんですよ。
でもふみ香はヘルパーを入れることを断固として拒否!

ってことは、私がしなくちゃいけなじゃないですか(哀)
思えばこの3年、ほんっと大変だったなぁ・・と、
ふみ香が亡くなって初めて思い、また口にすることができたんです。
亡くなるまでは、私も意地になって、
「全然へーき♪この私にまっかせなさ~い!」と言い続けていたんです。
けど、もうつっぱる必要が無くなったのだと思うと、
急に・・ 
「ほんっとわがまま放題いいくさったよな、あのばあさんは!怒」なんて思っちゃって(笑)

うーん・・こんな私にも、淋しくてたまらない、そんな日がきっと来るんだろうな。


> でも、時間はかかっても、少しずつ少しずつ、寂寥感は薄くなっていきます。
> 素直な気持ちで、ふみ香さんが平安の中にいると信じられる、のどかな日々がやってきます。

うん

> だから今は是非、その寂しさの目線で世界をみつめてください。
> 今だから見えることがきっとありますし、
> それがおまめさんの人生にさらなる深みを与えてくれると思うのです。

なるほど。
ここで気持ちをごまかしたりせず、ちゃんと自分の心と向き合えば、
ふみ香の言うところの「一人前」になれるんだ。

経験者のカプチーノちゃんの言葉、じんじん身に染みます。


> ふみ香さんのご冥福を心からお祈りいたします。

ありがとうございます!

ふみ香が亡くなる数日前、カプチーノちゃんのお母さまの話をしたんですよ。
ワインにモルヒネ混ぜて飲まれていたって話。
そしたらふみ香、「へぇ!いいねぇ、飲める人は。カッコええなぁ。
うちゃ、モルヒネ煙草に染み込ませて吸わせて欲しいわ」と言って笑ってました。
ったく、それが原因で肺癌になったとゆーのに、最後まで懲りないばあさんでした(笑)


Posted at 2013.06.16 (23:46) by ピンクのおまめ (URL) | [編集]
Re: タイトルなし
みかぽぅちゃん、来てくれたのね♪

> ふみ香さんのアッパレな生き様、そしておまめさんのこれまたアッパレなお見送り。胸を打ちます。

ありがとう。
いまだランナーズハイの状態が続いているおまめですが・・
こうしてブログ記事に書くことにより、
またみなさんに読んでいただくことにより、
徐々に心の整理ができてきたように感じます。

> 激動の時代を生き、見事なまでの幕引き。潔さ。強くてしなやか。そしてとても人間味のある暖かさ。
> まだまだ甘いな、私。

いいえ、私たちも年を重ねたら、きっと

> 私も強く、胸を張って前に進もう。今一度、決意を新たに。

そうですよ。
みかぽぅちゃんなら、必ず経験を力に変えられる!

> おまめさん。次の世代へバトンを渡す任務を背負った私たち、おかん。

うん、わたしたち、おかん。

> そのおかんがあるべき姿をふみ香さん、おまめさんから教えられたような気がしています(^-^)。

おかんは偉大だ!

> ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

ありがとう、みかぽぅちゃん。
いつだったかみかぽぅちゃん、言ってくれたよね。
おまめサロンに来ると、女性であることが誇らしくなるって。
私もそう。
みなさんとお喋りしていると、女性であること、そしておかんであることが
とっても誇らしくなる。
子供産んでなくっても、女はみんなおかん。
次の世代達を、このしなやかな力と愛で、立派に育ててみせましょうぞ!

Posted at 2013.06.16 (23:56) by ピンクのおまめ (URL) | [編集]
おまめさん

私もあまりにも急な訃報に驚きました。

おまめさんのコメの中で「死が伴走者のように」とありましたが、とても理解できます。
40歳を超えてそれまでにはなかった不調を感じだし「こんなはずではない」と数年じたばたして今50歳前、「こういうものなのだ」と悟るに至りました。その先に「死」を意識して。

「よりよく生きる為には死と向き合うこと」という内容を最近よく目にするのですが、それに頷いています。
私自身は「子どもを育て上げるまでは生きていたい。その先はおまけのようなもの」と思うようになりました。

15日の読売新聞で「皆がなんとなく生きて、何となく死んでいる」と京都の老人ホームの診察所長さんが日本人の死生観を述べていました。死と向き合っていないから、過剰な延命治療を最善と思いこむのではないのかと。

この言葉に納得しつつも、自分自身や自分の家族となるとどういう対応を取ってしまうのかは不明です。

でも少なくともふみ香さんには「なんとなく」という言葉は全く当てはまりませんね。
心から尊敬します。

ふみ香さんのご冥福を心よりお祈りいたします。






Posted at 2013.06.17 (09:18) by 空色うさぎ (URL) | [編集]
Re: タイトルなし
うさぎさん!
先日は暖かいコメント、ありがとうございました。
お久しぶりです。お元気そうでよかった (*^-^)


> 私もあまりにも急な訃報に驚きました。

そうなんです・・
ただ、子豆にしてみれば、そうじゃなかったようで・・

ふみ香は6年かけて、徐々に死んでいった、と言うんですよ。
なんで?って聞くと、
最初は一緒に遊んでくれなくなった、
それから一緒におでかけできなくなって、
話ができなくなって、
顔を見てくれなくなって、
そして亡骸になった。

そう言うんです。
あれほど順を経て亡くなってくれたから、
ものすごく寂しいけれど、全然哀しくない、って。

子供の目には、そう映ってたんですね。

子豆にとっては、ふみ香は母親代わりだったんですよ。
小さい頃は私をママと呼び、ふみ香をお母ちゃんと呼んでいました。
癌と分かった時は、あちこちの観音様やら仏様を訪ねて行脚した挙句、
なぜだか小学生返り?みたいになっちゃって、
食べものの好みもガラリと変わり、今も心配してるんですよ。


> おまめさんのコメの中で「死が伴走者のように」とありましたが、とても理解できます。
> 40歳を超えてそれまでにはなかった不調を感じだし
>「こんなはずではない」と数年じたばたして今50歳前、
> 「こういうものなのだ」と悟るに至りました。その先に「死」を意識して。

ほんと、そうですよね。
子供がもっと成長して所帯を持つようになったら、
またもう一段上の域で自分の「生(死)」を考えるようになるんでしょうね。


> 「よりよく生きる為には死と向き合うこと」という内容を最近よく目にするのですが、
> それに頷いています。
> 私自身は「子どもを育て上げるまでは生きていたい。
> その先はおまけのようなもの」と思うようになりました。

そもそも人間以外の動物は、みんなそうですものね。
子供を産んでおしまい、育て上げておしまい。

> 15日の読売新聞で「皆がなんとなく生きて、何となく死んでいる」と
> 京都の老人ホームの診察所長さんが日本人の死生観を述べていました。
> 死と向き合っていないから、過剰な延命治療を最善と思いこむのではないのかと。

うんうん
ヘルパーで現地実習に行った時の衝撃を、今も忘れられません。
もう目を瞑ったまま、体を硬直させたままの方たちに、
まるでフォアグラを作ってるのかと思ってしまうような
食事の食べさせ方をしているんですよ。
口を無理やりこじ開け、スプーンをねじ入れ、喉をさする。
飲み込むや否や、また放り込む。
おかげでご老人達、お肌も爪の色も、ピッカピカでした。

子豆が願を掛けた内容は、「ふみ香がふみ香らしく、最後まで生き抜くこと」でした。
ストレートに言うと、ふみ香らしさを維持できなくなれば、亡くなって欲しいと言うことです。

実際、臨終の際に居合わせたのは、子豆。
私に知らせる前に、両手を胸の所で組ませ、合掌したとのことです。
私が到着した時は、まだ指先まで全部温かかったので、
なぜ人工呼吸しなかった?と聞いたところ、
「お母ちゃんがそれを望んでいないから」と答えました。

19年の人生で、私といるより多くの時間をふみ香と共に過ごした子豆にしかわからない
二人の中の暗黙の了解と、深い愛情が、そこにはあったのでしょうね。


> この言葉に納得しつつも、自分自身や自分の家族となるとどういう対応を取ってしまうのかは不明です。

そりゃあそうですとも!
一日でも長く一緒にいたいと思うのが当たり前です。

在宅緩和ケアが化学療法かを選択する際、究極の決断を迫られた気がしました。
在宅ケアの場合、緊急時にドクターが到着するのは、速くて10分。
もちろん医療機器もありません。
なので、その時が来たら延命治療をしない、ということが大前提なのです。
そこを納得できて初めて、在宅ケアを引き受けて貰えるんですよね。

夜中、心拍数が減ってきたとしても、
私にできることはさよならを言うだけ。
母の心臓が停止するのを、じっと見守る勇気があるか!?
何日も悩みました。

> でも少なくともふみ香さんには「なんとなく」という言葉は全く当てはまりませんね。
> 心から尊敬します。

ありがとうございます。
私もなんとなくダラダラ生きることがないよう、
頑張らなくては。
本当に今回は、いろいろと勉強させてもらいました。

> ふみ香さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

ありがとうございます!
うさぎさんには久しぶりに来ていただいたというのに、
こんな展開になっていて、さぞかし驚かれたことでしょうね。
まったく申し訳ないです。

これからまた楽しい話題で盛り上がりましょう♪
Posted at 2013.06.17 (12:45) by ピンクのおまめ (URL) | [編集]
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Posted at 2013.06.17 (16:01) by () | [編集]
Re:
おひさしぶりです!
お元気でしたか?
来て下さるのを、本当に心待ちにしていました*^^*

コメント、ありがとうございます。
昨年の一件の時もそうでしたが、
あなたの言葉だからこそ、心に染みます。

またぜひ、いらしてくださいね!
待ってますよ (⌒ー⌒)ノ~~~


Posted at 2013.06.19 (00:15) by ピンクのおまめ (URL) | [編集]
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
Posted at 2013.09.01 (11:33) by () | [編集]
9月1日「命の羽音」にコメント下さった方へ
辛いお気持、よくわかります。
仕事上、よく似た内容の相談を時々受けたりしますが、
も~~聞いてて腹が立って腹が立って><
これって小学生レベルじゃないですか?
それが最近、男性社会の中でも普通に起こっているらしいんですよ。
ったく世も末だわ。

私の友人の一人で、大阪の有名私立女子高に勤めていた子(といってもアラフィフ)
がいるんですが、あなた様と全く同じ理由で
職員室の中で浮いた存在になっちゃったんですよ。
そして悪いことに、多数派の代表格の若い女の先生が
管理職の先生に可愛がられていたんですよね。
で、次から次へとイヤな仕事を押し付けられ、とうとう鬱になっちゃったんです。

その子、結局そこは辞めて違う学校に行くことになりました。
最初は悔しそうでしたが、そのうち体調も戻り、
今ではとても生き生きと仕事をしています。
でもいまだに元いた学校の前を電車で通り過ぎる際は
親指隠すと言ってます(笑)

思いきって辞めるか我慢するかは、難しい問題ですよね。
人それぞれ、仕事をしている理由も我慢の限界も異なりますからね。
でもいつ何時、追い風が吹いてくるかわからないので、
味方になってくれそうな人には
事情を話しておくのも一手だと思いますよ。
その同年代の方々は、そもそもくだらない類の人間のようですので、
何言っても何やっても無駄だと思いますが。

今後どうするか決心されるまでは、お辛いと思いますが、
「私はダイヤ、あなたは砥石」と心の中で呟きながら
なんとかやり過ごして下さいね(^^)
これは私の大切な友人(アラ還の女性弁護士)から、
昔々に頂いた助言です。


Posted at 2013.09.01 (17:38) by ピンクのおまめ (URL) | [編集]
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Posted at 2013.09.01 (20:11) by () | [編集]
素敵!
思った通りの素敵な方ですね!
ほれぼれしちゃいます(*^^*)

職場の様子を想像したら、私でさえムカムカする状況・・
ご本人はどれだけお辛いことかお察しします。
どうか肩の力を抜きつつ、ご自身のポリシーを貫いて下さいませ。
私も僭越ながら、毎日心の中で応援しています(^^)

それでもへとへとになったらば、
無理せず、いつでもおまめサロンに来て下さいな♪
美味しいお茶とケーキをご用意して待ってますよ(*^▽^*)/
Posted at 2013.09.01 (23:13) by ピンクのおまめ (URL) | [編集]
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ファッションって、けっして洋服という狭い意味の言葉ではなく、考えやこだわりによって生まれる「生き方」までを広く表す、とっても素敵な言葉だと思うの。せっかく女に生まれたんだもの。できるだけファッショナブルに生きたいよね。

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